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俳画 ⎯16の影響
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< Haïga - 16 influences >
(俳画 - 16の影響) 2014

力のベクトルを振動させて中間の場所を探す


「良い俳句は余韻がある」とよく耳にする。
余韻とは、短い言葉の影響が受け手の想像の中で振動することだという。


そこで、写真を使って俳画をつくってみる。
キャンバスを壁に立てかけ、その前方で、色とりどりの透明度が異なる紙片や布片が落下する瞬間を撮影する。
俳画に添えられた言葉で、不特定の語り手が、また不特定の他者間のエネルギーの方向を示唆している。
絵画と写真の、人と人との関係をトリッキーに提示し、見ることのしくみや、人間関係のベクトルが錯綜する「決まっていること」に対する「中間」の場所をつくる。この場所を私は問いの場所と考える。
「中間」は流動的で変化可能な場所、そこでは他の仮定を想像出来る。